WEB

Apple Musicの登場でiTunesStore楽曲ページのURLが変わった!?今までのリンク、場合によっては張り替えたほうがいいかも!

2015年8月27日

iTunes Storeの楽曲紹介用リンクが7月上旬ころよりおかしくなっていました。
やっとこさ改善(?)と対処法がわかったので備忘録がてらにまとめます。

Apple MusicがメインとなりURL作成ページもMarketing Tools and Resources - Apple Servicesへと変わりました。
なので以下の記事内容はあまり参考にならないかもしれません。

-スポンサーリンク-

どんな現象が起きていたか?

私が最初に気がついたのは7月7日。
とあるアーティストのサイトに貼られていたiTunes Storeへのリンクを押してiTunesが立ち上がったものの該当するアルバムが表示されない。
何度やっても無理。

よくよく見るとiTunesには「new」という謎ページが登場して全部そこに飛ばされる感じ。
(newというページはApple Musicページと後々判明)

一から紹介しようと思っておりましたが、
詳しい現象をすでに紹介してくださっている記事がありました。

iTunes Storeの楽曲紹介リンクが正常に機能していない【追記あり】

ちょうどその日にiTunesをアップデートしたからなのかと思い、iTunesのサポートセンターへとお問い合わせ。

お問い合わせの確認メール

それから何度かサポートセンターの担当者さんとやりとりして最終的な回答は以下のとおりでした。

先日お問合せ頂きましたiTunes Storeからのご購入方法が変更になりました件について、本日専門部署より回答を頂きましたのでご報告させて頂きます。

以前からご利用頂いておりました、レーベル(楽曲販売元)からのリンクご提供先をご選択頂きましても、「iTunesで見る」を表示されても該当の商品が表示されず、再度検索頂く手続きになりましたのは、現在「iTunesで見る」の機能がApple Musicの中に移行されております為、販売元様からのリンク先を選択頂きましても、再度「iTunes Store」内にて楽曲を検索頂く必要があるとの回答でした。

大変お手数おかけする方法と存じ上げておりますが、現在こちらのシステムが変更になることはないため、ご購入がご希望の楽曲がございましたら、検索を行って頂き、ご購入下さい。
ご理解とご協力を承りますようどうぞ宜しく御願い致します。

この回答が得られたのは7月14日、ちょうどApple Musicのサービスが開始された日です。
これからはすべてApple Music経由にて楽曲を表示させるということらしい。

以前までは

「iTunesで見る」ボタンを押す→「該当する商品が表示」→「購入」

と言った手順だったのが、

Apple Musicに対応していない楽曲の場合は、

「iTunesで見る」ボタン押す→「iTunesを起動」→「商品が表示されず」→「商品を検索」→「購入」

とわざわざiTunesの検索窓から改めて探さなくてはいけないということになったようです。
うーん、めんどくさい!!

「Link Maker」も正しく動作しなくなっていた。

私はAppleが提供するリンク作成ツール「Link Maker」から商品リンクを作成してブログで紹介していたのですが、リンクの生成も7日時点でリンクの生成が上手くできなくなっていました。
こちらもついでに質問していたのですがスルーされていました(汗)

今後リンクを用意しても対応していない楽曲はApple Musicのトップページが表示されて終了・・・?
表示されないから購入を諦めてしまう人もいるのでは?
となれば報酬が発生しない??

この時点で「わずかながらの収入だったけど、さようなら・・・(;_;)」と諦めておりました。

8月になってから?Link Makerが対応。Apple MusicかiTunes Storeで起動するか選択できるように!

それから1ヶ月ほど経ちました8月20日ころに再びLink Makerからのリンク作成を試みたところ、商品検索機能も元に戻っていました。

それだけではありません、
Apple Music用 大ボタン、小ボタン、テキストリンク
iTunes Store用 大ボタン、小ボタン、テキストリンク
計6種類のリンク生成が可能となりました。

何が違うのかな?と生成されたリンクを見比べると、
以前はリンクタグ内に

target="itunes_store"

の記述がありました。
この記述があることでリンククリック時に「iTunesを起動させる」ポップアップを表示させていたものだったようです。

現在は、
Apple Musicには「&app=music」、
iTunes Storeには「&app=itunes」

というパラメーターが挿入されていて「target="itunes_store"」の代わりになっているんですね。

以前作成したリンクは無効なのか?

報酬画面を確認する限り、従来通り報酬は発生していました。
そのため無理に張り替える必要はないと思います。

ただ既存のリンクは自動的にApple Musicが選択されるようになっているので、
もし紹介したい音楽がApple Musicに対応していないならiTunes Storeへとリンクできるように「&app=itunes」を追加したほうが親切ではないでしょうか。

他のツールで生成したリンクの場合。

iTunesのリンクを生成するのには他のツールやブックマークレットがあります。
Sticky iTunes Link MakerやAppHtmlを利用されている方も多いと思います。
ですが現状、「&app=itunes」パラメーターに対応していないようですので手動で対応するしかなさそうです。

キャンペーントークンの挿入も簡単に!

Link Makerに是非オススメしたい機能が追加されました。

「キャンペーントークン」とはパラメーターの一つです。
これを挿入するとどのリンクからクリックして購入してもらえたか判別ができるようになります。
今までは手動でurlの後ろに

&ct=【任意の半角英数字】

と追加していたものですが、リンク生成画面から挿入が簡単になりました。
「Add Campaign Token」というリンクを押すとポップアップにて入力欄が出てきます。
そこに半角英数字を入力するだけ。

実際、報酬画面ではこんな感じに反映されます↓

曲名だったり、リンクを設置したページ名だったり入れると一目瞭然です。

もしiTunes Storeへのリンク対応を行う際、キャンペーントークンの挿入も同時に行ってみてはいかがでしょうか?

-WEB