クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングにいざ応募しようとすると、
「実際なんて書いて応募していいかわからない」
となりませんか?
私も最初はとても悩みました。
何度か応募をするうちに推敲をかさねて「今のところ自分にはベストかな?」と思う文章を雛形にして応募をしています。
この雛形にしてからというもの、採用率は飛躍的にアップしました!
事例としましてクラウドワークスのみで使っていた応募文章をあとから登録したランサーズで使ってみたら提案採用率は約8割にもなりました!
(この記事を書いた当時の画像です。)
これから応募してみようと考える人のために私が実際に応募に使っている文章を紹介します。
ご自身のスタイルや応募内容に合わせてご利用ください!
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不採用は確実!NGな文章例
過去にランサーズにて提案内容をすべて公開している案件で下のような文章を送っている人が何人かいました。
(※普段提案内容を公開しているケースは少ないです。)
この仕事に応募します!○○です。
何でもやりますのでよろしくお願いします!
・・・。
なんとなく気合だけは伝わりますが、全く依頼をしたいとは思えませんね。
そもそも提案にもなっていません。
少なくとも、
応募されている内容を確認してせめて
「この依頼内容なら自分ですと○○を△△にすることができます。」
応募者が依頼主の問題を解決できる方法を少しでも書いていれば良かったのではないかなと思います。
数多くいる応募者の中から選んでもらうためには詳細に書かないといけません。
8割の採用率!私が使っている文章例
実際に使用しているものです。一部スキル、項目などは変更しています。
貴社、ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
【利用のクラウドソーシング名】に掲載されております求人を拝見し、
ご連絡させて頂いております【私のID】と申します。
今回、御社の【応募しているタイトル】に応募をさせて頂きたくご連絡いたしました。
以下募集案件に対してのご提案内容、及び私の略歴等を記載致します。
◎ご提案内容
既存サイトの良さをそのままにリニューアルをご希望ということで、
(以下略)
◎スキルおよび自己PR
HTML5やCSS3,JavaScript,PHPのコーディングをメインに行っております。
WordPressやショッピングカート(楽天・ヤフーショッピング・カラミー他)の実装なども行っています。
スマートフォンサイト、レスポンシブデザインのコーディングも可能です。
W3Cに準拠はもちろんのこと、SEO対策を意識したコーディングを心がけております。
簡易的なバナー作成なども行っております。
事例はプロフィールページに掲載いたしておりますのでご確認下さい。
コーダー兼お客様サポートとしてWebサイトの維持管理、SEO対策・サイト改善のアドバイス業務を都内のウェブ制作会社にて8年ほど行い、5年前より独立し現在に至ります。
ライティング業務も行っており、クライアントから原稿・資料を元にリライトする作業も担当しておりました。
平日一日平均して4~8時間就業可能です。
必要に応じて土日祭日も対応可能ですが、事前にご相談ください。
主にメール、チャットワークを利用して打ち合わせをさせていただきたいと思っております。
◎実績(※一部)
静的コーディングのみ担当
XXXXX.net
WPサイト
zzzz.com
他にも多数ございます。お問い合わせくださいませ。
◎作業環境
パソコン:DELLXPS 8700(Windows 10)、VAIO Pro11(Windows 10)、MacbookAir
ウィルス対策:ウイルスバスタークラウド
通信環境:光回線
使用可能ソフト:Photoshop CC、Illustrator CC、Flash CC、
Dreamweaver CC、Fireworks、Word、Excel、PowerPoint
その他周辺機器:スキャナ、デジタルカメラ、プリンター
何卒ご検討のほどよろしくお願い致します。
応募文の内容について説明
「どうしてこの内容を書いているの?」と思われるでしょうからその理由を説明します。
宛名
個人・法人なのかIDからは判断できないこともあるので私は宛名を「ID ご担当者様」としています。
そしてよくビジネス文章で使われるご挨拶文を添えています。
【利用のクラウドソーシング名】をわざわざ書くのはクライアントが複数のクラウドソーシングに同じ応募をしているかもしれないからです。
あとは自分も送ってわからなくなることもあるので(汗)
提案内容
とにかく募集されている依頼文をじっくりと読み「自分だったらこうするよ。」と書いていきます。
以下の3つは絶対に書きましょう。
- 作業内容
- 予算
- 納期
作業内容
依頼内容が明確であれば「自分だったらどのように進めていくのか」を書いていけばいいと思います。
クライアント自身もぼんやりした依頼内容がありますので
「○○に関しましては予算の都合上、WordPressプラグインの「△△」を利用して対応するのはいかがでしょうか?」
「改めてご相談の上提案させていただきたいと思います」
等々と提案に合わせて質問も入れます。
ライターの場合でしたら、
- 「です。ます。調」の文章が得意です。
- 20代女性向けのテキストを1日で3000文字書けます。
- SEOに強いライディングをご用意できます。
と書いてもいいかなと思います。
予算
クライアントの募集ページ内にある予算に合わせて、作業内容の見積金額の内訳を記載します。
のちのち作業を進めるうちに思いもよらない仕様変更や要望が増えるといったケースも出てきます。
そのような時は状況によって
「予算内には収まりませんので対応いたしかねます」
「別途費用となりますので改めて追加のご依頼をいただけないでしょうか?」
と話を持っていきやすいです。
納期
納期に関してもしっかり確認を取りましょう。
超短納期の案件もあれば、希望納期がない依頼もあります。
作業内容の工数(作業量に対しての時間など)を考えて提案しましょう。
結局キャパオーバーで対応ができなかったなどとなってしまうと信頼を落とすことになるので、納期は一番話を詰めたほうがいいのではないかなと思います。
スキル・自己PR
とにかく他の応募者との違いをガンガン書きたいところですが、淡々と第三者目線で書くといいと思います。
そしてさり気なく作業を進める上での連絡方法など要望も入れたいところです。
もちろん成約するまではクラウドサービス内のフォームを利用してやりとりをします。
じゃないと「直接契約」を持ちかけられるなどガイドライン違反になってしまう可能性があります。
ガイドライン違反してアカウントを停止されてしまうと今後の仕事探しの手段が減ってしまうので避けましょう。
実績
今まで対応してきた実績の中でクライアントの依頼内容とよく似た内容を紹介するのがいいです。
守秘義務契約の関係で紹介できない実績が多い場合は、ポートフォリオ(作品集)を予め作っておくのが良いでしょう。
私はアピール用のブログを構築しました。
「この案件の場合どれくらいの費用と時間がかかりましたか?」と逆に質問いただけることがあります。
クライアントもおおよその指標になるのではないでしょうか。
作業環境
これは結構重要だと思います。
例えばクライアントが「ウェブデザインの納品はIllustratorで提出してね」となった時に、「Illustrator」持ってないと困りますよね。
双方で作業環境が同じ方が依頼しやすいケースもあるのでは。
それとソフトのバージョンについても併記することも出来る限りした方がいいでしょう。
例えば所持しているIllustratorのバージョンが古すぎて依頼主の最新バージョンで作成されたデータが開けなかったって事があるので(汗)
あとはセキュリティソフト。
「セキュリティやデータの管理について気を配ってます感」は出したほうがいいと思っています。
私は【ウイルスバスタークラウド】を利用しています。
セキュリティソフトの知名度としては一番じゃないでしょうか。
知名度のおかげで安心感はアップ、応募者への信頼度も上がるんじゃないかなって勝手に思っています(笑)
1ライセンスあれば端末は3台まで登録できるので、私は仕事用パソコンに私用パソコン、スマートフォンと利用しています。
ウイルスソフトで仕事の依頼主さんから信用が買えると思えば安いものですよ。
依頼主に合わせて環境を揃えることも検討が必要
採用が決定した後にクライアントがMac環境ということが判明し、急遽MacBookを買った経緯があります。
これは双方に確認が足らなかったのがいけなかったのかなと思いますが、継続して仕事の依頼がある案件でしたので買い揃えました。
少なからずケースとしてあると思いますので臨機応変に対応したいところですね。
最後に
あくまで私が応募者としてこんな感じで書いていますという例文です。
実際のところクライアント様からすると「物足りない」かも知れません。
ですが私自身、提案を上記の文章にしてからは返信や質問、採用を多くいただけるようになりました。
もちろん採用いただいたクライアント様からその後も直接依頼をいただけるなどといったケースも増えました。
提案内容だけでなく
- 「プロフィールページは充実しているか」
- 「本人確認を済ませているか」
も採用に大きな要因になると思いますので、もし「プロフィールには特に何も書いていない」人は早急に対応するのが望ましいです。
これからクラウドワークスでお仕事を探す人も是非参考にしてくださいね!