飼っている猫ちゃんはお薬上手に飲めますか?
動物病院の待合室で一緒になる飼い主さん同士の会話で必ず話題になるのが「おくすりの飲ませ方」なんですよね。
私と同じで投薬で苦心されている人多いんだなーってつくづく思うわけです。
我が家の猫で投薬が必要な子が複数匹おりますが、上手な子もいれば断固拒否する子もいます。
でも最近おくすりを飲ませる専用のちゅ~る「投薬用ちゅ~る」を動物病院で知り、利用し始めて驚くほどストレスなく飲ませられる事がわかったんです。
なのでぜひとも「どうやってお薬を猫に飲ませようかと悩んでいる飼い主さんに知ってほしい!」と思いまして私が実際に投薬用ちゅ~るを使用した動画や購入ができる方法などを記事にまとめました!
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みんなご存知の猫ちゃんおやつ「ちゅ~る」は味だけでなく用途もいろいろある!
ちゅ~る ちゅ~る ちゃおちゅーる♪
って歌がとても印象的なCMでおなじみの猫ちゃんおやつですよね。
もう「好きじゃない猫はいない」ってくらいの鉄板アイテム!
むしろ嫌いっていう猫ちゃんを知りたいくらい!
いなばペットフードさんの公式サイトを見ますと、ちゅ~るは味や形状の違いがたくさん発売されています。
単なる嗜好品としてだけでなく、さまざまな用途・用法に合わせて使える豊富な種類があります。
そのたくさんある種類の中に猫ちゃんの投薬に特化したちゅーるがあるってことですね!
猫飼いさん救世主アイテムですよこれは。
投薬用ちゅ~るを購入する手段は2つ
さて肝心の「投薬用ちゅ~る」はホームセンターなど一般的なお店では残念ながら販売していません。
ではどうしたら購入出来るかといいますと、動物病院とネットショップで購入するという2つの方法に限られます。
動物病院専用のちゅ~るだから動物病院で購入ができます。
本来投薬用ちゅ~るは動物病院での取り扱い専用ですので、原則として動物病院で手に入れることができます。
私が通う病院では1本100円(税別)ほどで販売しています。
販売も用途も専用商品なだけあって普通のちゅ~るより割高です。
通っている動物病院の獣医さんに「投薬用ちゅ~るは販売していますか?処方してくれませんか?」と聞いてみてください。
すべての動物病院で取扱いされているとは限りませんので、もし取扱いがないとなればいつも通っている病院でのお取り寄せをお願いしてみてください。
Amazonなど一部ネットショップではケース販売しています(50本入り)。
Amazonなどネットショップでも手軽に安く手に入るようになりました。
でも1本単位ではなくて50本入りの箱販売されているのがほとんどです。
もし通っている動物病院さんでの取り扱いがなければAmazonなどのネット通販を検討してみてください。
でも購入する前に一度かかりつけの先生に使用をご相談してくださいね。
まとめて買っても猫ちゃんの病気によって食べさせられないなどNGなこともありますから!
欲しいけど50本入りの購入に躊躇するなーという方は「くすのき動物病院」さんのネットショップでお試し用投薬用ちゅ~る3本入りが販売されていますのでこちらを利用してはいかがでしょうか。
https://kusunokipet.thebase.in/items/10883605
上記のお試し用は「送料無料」ですよ。
※ちなみに犬用の投薬用ちゅ~るも存在します。Wanちゅ~るですね!
お薬嫌いの猫に錠剤を投薬用ちゅ~るを使った様子(動画)
どれくらいの食いつきを見せるのか知ってほしくて動画を取りました(笑)
先程の投薬用ちゅ~るに錠剤(腎臓のお薬ラプロス)をのせたスプーンを口元に差し出すと・・・。
(動画では見にくいかも。もうちょっと錠剤が見えるように撮影すべきでした。)
薬断固拒否の猫であれ、ちゅ~るとともにぺろんと錠剤を飲み込んでくれます!!
ときには「ポリポリ」と錠剤を噛み砕くこともあり、投薬用ちゅ~るの効果は絶大だなって思っています。
通常品と投薬用との違いはペーストの硬さ(粘度)
左のスプーンは投薬用ちゅ~る、右のスプーンは通常のちゅ~るをのせました。
なるほど、通常のちゅ~るのほうが水気が多い印象ですね。
投薬用のパッケージにもあるように「粘度4倍」ほど違うみたい。
※注意!リニューアルされて「粘度3倍」になりました。
おくすりを包みやすい硬さにしてあるというわけですね!
実際にお薬(錠剤)を乗せたのが上の写真。
錠剤を包み込むようにちゅ~るをかぶせれば猫は気が付かないでしょう!
でも我が家は上の写真のようにちょっぴりだけでも余裕で飲み込んでくれます!!
投薬用ちゅーるの味は「まぐろ」と「とりささみ」の2種類
市販されている通常品はささみ味、カツオ味などバリエーションが豊富ですが投薬用は「まぐろ味」しかありません。その点はちょっと残念かも。
記事公開時点ではまぐろ味しかありませんでしたが2023年に【とりささみ味】が発売されました!
まぐろ味が嫌いな猫ちゃんってそうそういないから1種類でも十分だったかもしれませんが、選択肢が増えるのは嬉しいですね!
注意!投薬用ちゅ~るは療法食ではありません。
病院で売っているからといって食べさせ過ぎには注意が必要です。
パッケージを確認すると投薬用ちゅ~るも「おやつ」なんですよ。
市販品と同じく「1日4本まで」とも書いてあります。
とくに慢性腎不全などで療法食を食べている子には与えすぎないのがいいです。
我が家では投薬用ちゅ~るは最終手段として使っています。
我家の猫の場合、いきなり投薬用ちゅ~るを利用することはしません。
おくすり上手な子はそのままお口にポイっとします。そして断固拒否の子にはまずはピルガンで飲ませるよう試みます。
ピルガンは私自身の慣れもあってか8割方成功します。
ですがうまく投与できなくて2,3度吐き出してしまい、
錠剤が溶けてしまってボソボソになりそう!
ってなる前くらいに投薬用ちゅ~るを使います。
ちなみに味に飽きが来ないようにと投薬用ちゅ~ると同じく投薬用おやつの「メディボール」を交互に使用しています。
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飼い主と猫、どちらもハッピーに!
お薬を飲ませる身としては投薬用ちゅ~るを使うことで「なんで飲んでくれないのよ~!!」というイライラが大いに減りました。
そして猫に無理強いする必要もなくなり、関係も良好になりました(笑)
きっと猫にとってはストレス以外の何物でもないですからね。
錠剤のパッケージを触っていると一目散に逃げていた猫ですら逆にちゅ~るを期待して寄ってくるようにも!
病気によっては投薬との長い付き合いがあります。
一つの手段として「投薬用ちゅ~る」があることを覚えていてくださいませ。
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