飼っている猫ちゃんはお薬上手に飲めますか?
動物病院の待合室で一緒になる飼い主さん同士の会話で必ず話題になるのが「おくすりの飲ませ方」なんですよね。
私と同じで投薬で苦心されている人多いんだなーってつくづく思うわけです。
我が家の猫で投薬が必要な子が複数匹おりますが、上手な子もいれば断固拒否する子もいます。
でも最近「投薬用ちゅ~る」を利用し始めて驚くほどストレスなく飲ませられる事がわかり、ぜひとも猫飼いさんに知ってほしいと思って記事にまとめました!
みんなご存知の猫ちゃんおやつ!「ちゅ~る」は種類がとっても豊富!
ちゅ~る ちゅ~る ちゃおちゅーる♪
ってCMでおなじみのいなばペットフードが販売している猫ちゃんおやつですよね。
もう「好きじゃない猫はいない」ってくらい鉄板。
むしろ嫌いっていう猫ちゃんを知りたいくらい!
いなばペットフードさんの公式サイトを見ますと、ちゅ~るの種類は味や形状などが違ってとても沢山の種類が発売されています。
サイト上には載っていませんが、動物病院専用商品も合わせるともっと数がありますよね!
投薬用ちゅ~るを購入する手段は2つ
さて肝心の「投薬用ちゅ~る」はホームセンターなど一般的なお店では残念ながら販売していません。
ではどこで購入出来るかといいますと、おおまかに以下の2つの方法があります。
動物病院で手に入れることができます。
すでに書いていますけれども、動物病院専用のちゅ~るですので、原則として動物病院で手に入れることができます。
私が通う病院では1本100円(税別)ほどで販売しています。
通っている動物病院の獣医さんに「投薬用ちゅ~るは販売していますか?処方してくれませんか?」と聞いてみてください。
すべての動物病院で取扱いされているとは限りませんので、もし取扱いがないとなれば病院でのお取り寄せをお願いするのも一つですが、「くすのき動物病院」という動物病院ではネットショップを運営しておられて、投薬用ちゅ~るをお試し販売しています。
https://kusunokipet.thebase.in/items/10883605
上記のお試し用は「送料無料」ですよ。
Amazonなど一部ネットショップではケース販売しています(50本入り)。
Amazonなどネットショップでも手軽に安く手に入るようになりました。
でも1本単位ではなくて50本入りの箱販売されているのがほとんどです。
まとめて買っても猫ちゃんの体調によって食べさせられないなどNGなこともありますから、「せっかく買ったのに!」と無駄にしないためにも箱で購入する前に念の為、一度かかりつけの先生に使用をご相談してくださいね。
私は投薬用ちゅ~ると同じく投薬用おやつの「メディボール」を交互に使用しています。
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※ちなみに犬用の投薬用ちゅ~るも存在します。Wanちゅ~るですね!
お薬嫌いの猫に食べさせた様子(動画)
どれくらいの食いつきを見せるのか知ってほしくて動画を取りました(笑)
先程の投薬用ちゅ~るに錠剤(腎臓のお薬ラプロス)をのせたスプーンを口元に差し出すと・・・。
(動画では見にくいかも。もうちょっと錠剤が見えるように撮影すべきでした。)
薬断固拒否の猫であれ、ちゅ~るとともにぺろんと錠剤を飲み込んでくれます!!
ときには「ポリポリ」と錠剤を噛み砕くこともあり、投薬用ちゅ~るの効果は絶大だなって思っています。
通常品と投薬用との違いはペーストの硬さ(粘度)
左のスプーンは投薬用ちゅ~る、右のスプーンは通常のちゅ~るをのせました。
なるほど、通常のちゅ~るのほうが水気が多い印象ですね。
投薬用のパッケージにもあるように「粘度4倍」ほど違うみたい。
※注意!2020年5月くらいからリニューアルされて「粘度3倍」になりました。
おくすりを包みやすい硬さにしてあるというわけですね!
実際にお薬(錠剤)を乗せたのが上の写真。
錠剤を包み込むようにちゅ~るをかぶせれば猫は気が付かないでしょう!
でも我が家は上の写真のようにちょっぴりだけでも余裕で飲み込んでくれます!!
投薬用ちゅーるの味は「まぐろ」の1種類のみ
市販されている通常品はささみ味、カツオ味などバリエーションが豊富ですが投薬用は「まぐろ味」しかありません。
その点はちょっと残念かも。
でもまぐろ味が嫌いな猫ちゃんってそうそういないから十分なのかもしれませんね。
注意!投薬用ちゅ~るは療法食ではありません。
病院で売っているからといって食べさせ過ぎには注意が必要です。
パッケージを確認すると投薬用ちゅ~るも「おやつ」なんですよ。
市販品と同じく「1日4本まで」とも書いてあります。
とくに慢性腎不全などで療法食を食べている子には与えすぎないのがいいです。

我家の猫の場合、まずはピルガンで飲ませるよう試みます。
ピルガンは私自身の慣れもあってか8割方成功します。
ですが2,3度吐き出してしまい、
錠剤が溶けてしまってボソボソになりそう!
ってなる前くらいに投薬用ちゅ~るを使います。
飼い主と猫、どちらもハッピーに!
お薬を飲ませる身としては投薬用ちゅ~るを使うことで「なんで飲んでくれないのよ~!!」というイライラが大いに減りました。
そして猫に無理強いする必要もなくなり、関係も良好になりました(笑)
きっと猫にとってはストレス以外の何物でもないですからね。
錠剤のパッケージを触っていると一目散に逃げていた猫ですら逆にちゅ~るを期待して寄ってくるようにも!
病気によっては投薬との長い付き合いがあります。
一つの手段として「投薬用ちゅ~る」があることを覚えていてくださいませ。
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