飼っている猫ちゃんはお薬上手に飲めますか?
動物病院の待合室で一緒になる飼い主さん同士の会話で必ず話題になるのが「おくすりの飲ませ方」なんですよね。
私と同じで投薬で苦心されている人多いんだなーってつくづく思うわけです。
我が家の猫で投薬が必要な子が複数匹おりますが、上手な子もいれば断固拒否する子もいます。
でも最近「投薬用ちゅ~る」を利用し始めて驚くほどストレスなく飲ませられる事がわかり、ぜひとも猫飼いさんに知ってほしいと思って記事にまとめました!
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みんなご存知!「ちゅ~る」
ちゅ~る ちゅ~る ちゃおちゅーる♪
ってCMでおなじみのいなばペットフードが販売している猫ちゃんおやつですよね。
もう「好きじゃない猫はいない」ってくらい鉄板のおやつです。
むしろ嫌いっていう猫ちゃんを知りたいくらい!
ちゅ~るの種類はとっても豊富!
いなばペットフードさんの公式サイトを見ますと、ちゅ~るの種類は味や形状などが違って私が記事を書いた時点で「53種類」もあるみたい!
サイト上には載っていませんが、動物病院専用商品も合わせるともっと数がありますよね!
投薬用ちゅ~るを購入するには
投薬用ちゅ~るはホームセンターなど一般的なお店では販売していません。
購入する方法は以下の2つの方法があります。
動物病院で手に入れることができます。
すでに書いていますけれども、病院専用のちゅ~るですので原則として動物病院で手に入れることができます。
私が通う病院では1本100円(税別)で販売しています。
通っている獣医さんに「投薬用ちゅ~るは販売していますか?処方してくれませんか?」と聞いてみてください。
もし、取扱がないとなればお取り寄せをお願いするのも一つですが、「くすのき動物病院」という動物病院ではネットショップを運営しておられて、投薬用ちゅ~るも販売しています。
https://kusunokipet.thebase.in/items/10883605
上記のお試し用は「送料無料」ですよ。
Amazonなどでも箱で販売しています(50本入り)。
Amazonなどネットショップでも手軽に安く手に入るようになりました。
でも箱で購入する前に念の為、一度かかりつけの先生にご相談してくださいね。
私は投薬用ちゅ~ると同じく投薬用おやつの「メディボール」を交互に使用しています。
※ちなみに犬用の投薬用ちゅ~るも存在します。
お薬嫌いの猫に食べさせた様子(動画)
どれくらいの食いつきを見せるのか知ってほしくて動画を取りました(笑)
先程の投薬用ちゅ~るに錠剤(腎臓のお薬ラプロス)をのせたスプーンを口元に差し出すと・・・。
(動画では見にくいかも。もうちょっと錠剤が見えるように撮影すべきでした。)
薬断固拒否の猫であれ、ちゅ~るとともにぺろんと錠剤を飲み込んでくれます!!
ときには「ポリポリ」と錠剤を噛み砕くこともあり、投薬用ちゅ~るの効果は絶大だなって思っています。
通常品と投薬用との違いはペーストの硬さ(粘度)
左のスプーンは投薬用ちゅ~る、右のスプーンは通常のちゅ~るをのせました。
なるほど、通常のちゅ~るのほうが水気が多い印象ですね。
投薬用のパッケージにもあるように「粘度4倍」ほど違うみたい。
※注意!2020年5月くらいからリニューアルされて「粘度3倍」になりました。
おくすりを包みやすい硬さにしてあるというわけですね!
実際にお薬(錠剤)を乗せたのが上の写真。
錠剤を包み込むようにちゅ~るをかぶせれば猫は気が付かないでしょう!
でも我が家は上の写真のようにちょっぴりだけでも余裕で飲み込んでくれます!!
味は「まぐろ」の1種類のみ
市販されている通常品はささみ味、カツオ味などバリエーションが豊富ですが投薬用は「まぐろ味」しかありません。
その点はちょっと残念かも。
でもまぐろ味が嫌いな猫ちゃんってそうそういないから十分なのかもしれませんね。
注意!投薬用ちゅ~るは療法食ではありません。
病院で売っているからといって食べさせ過ぎには注意が必要です。
パッケージを確認すると投薬用ちゅ~るも「おやつ」なんですよ。
市販品と同じく「1日4本まで」とも書いてあります。
とくに慢性腎不全などで療法食を食べている子には与えすぎないのがいいです。
加齢による慢性腎不全の子に与えていますが、病院の先生にも確認しましたところ、私くらいのペースや量ならまず大丈夫だろうと言われました。
我家の猫の場合、まずはピルガンで飲ませるよう試みます。
ピルガンは私自身の慣れもあってか8割方成功します。
ですが2,3度吐き出してしまい、
錠剤が溶けてしまってボソボソになりそう!
ってなる前くらいに投薬用ちゅ~るを使います。
飼い主と猫、どちらもハッピーに!
お薬を飲ませる身としては投薬用ちゅ~るを使うことで「なんで飲んでくれないのよ~!!」というイライラとストレスが大いに減りました。
そして猫に無理強いする必要もなくなり、関係も良好になりました(笑)
錠剤のパッケージを触っていると一目散に逃げていた猫ですら逆にちゅ~るを期待して寄ってくるようにも!
病気によっては投薬との長い付き合いがあります。
一つの手段として「投薬用ちゅ~る」があることを覚えていてくださいませ。
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